技能検定が終わってから3週間ぶりの訓練校です
昨年の4月から先月までは2級技能検定の為の「受験科」でした
そして今月から通常?の「研究科」になります

受験科の課題は検定に出題されるモノをとにかく彫って彫って彫りまくるだけ!
僕の場合は2級だったので9文字の24mm柘角印でしたね
研究科は実用印(実印や認印ね)を1本、遊印を1本
提出は何れか1本となってますが・・・まぁ2本とも彫った方が良いのは当たり前ですなぁ
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「稲垣を15mm丸で隷書体」が2月の実用印課題です
(今回は最初なので書体はなんでも良いと言われたので篆書で)
書いては直し、書いては直しを繰り返して彫り上げました
言われれば納得だけど言われないと気付かないのが字というモノで・・・
【画像を見ながら読んで下さい】
例えば・・・丸の中に四角い字を入れますんで上下左右は空間ができますよね
上下、左右それぞれの空間(それに字の範囲)は同じと言うのが基本です
まぁ当然と言えば当然の事ですな
しかし今回の左右の空間比率は「稲」側よりも「垣」側の方が空間が狭いですね
そして字の範囲(横幅)は「垣」よりも「稲」の方が広い
「垣」の土偏は空間があるので同じように配置するとどうしても間が抜けてしまう
そして「稲」の画数の多さに比べて「垣」は少ない
簡単な字は同じ範囲で書いてしまうと大きく見えてしまうからなんですね
決して「稲」の方が画数が多くて彫るのが難しいから!とかではないんですw
全体のバランス、目の錯覚等、それぞれ理由があって基本を崩してるんですなぁ
広く&狭くと言っても数字にすれば1mmにも満たない0.1mmとか0.2mmの世界です
そりゃ言われなきゃわかんないさw(言い訳)
ちなみに下側の空間が広く見えるのも、コンマ2mm下げれば気にならないですね
今から手直しするとすれば・・・「亘」の上の横棒の上側を少しだけ削るとか
まぁ、そんな事を気にしながら職人さんは仕事してるワケですよ
そう考えれば安売店よりも価格が高いのも納得できませんか?
・・・なんてさりげなく専門店の言い分を♪

さてさて2月の遊印課題は「思慮忠純を24mm角で篆書体」です
さぁ、どうしよう?