今日は朝から学校へ
昨年の4月からは研究科(受験科)で毎月第3日曜日のみの訓練
それ以前は毎週土曜日&隔週日曜日の月6?8回でした
・・・今思えばよく通ったなぁ・・・なんて自分に感心してみたりしてw
そんなハードスケジュールで頑張る1・2年にも久々に会えました
みんな相変わらずで楽しいね♪4月からが楽しみっ
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「もうダメじゃ」課題をじっくりたっぷり勉強してきました
上中が最初に書いたモノで、上右が今日書き直したモノ(先生の修正あり)
下中がそれのコピーで、下右が今日書いたモノの修正無し
そして左が思考錯誤して完成した印稿です
最初は何も分からないままに、先輩が書いてたのが小篆(しょうてん)と言う書体だったので
そのまま真似して同じ書体で書いてみたんですが、結果はもうダメじゃ・・・w
先生曰く「基本から学ぼう!」と・・・確かに遠回りのような道が結果、最短な事はよくある事
基本をおさえてこそ応用が利くのはスポーツの世界でも同じ事
背伸びをせずに・・・自分のペースで確実に・・・
その上で「チャレンジする事は大切」と言う一言も頂きました

彫る技術はそう簡単に身に付きません
しかし3年間の修行でなんとかここまで彫れるようになったのも事実
直面している壁は字を知ると言う事
これは更に長い年月が必要なのは言うまでもないですね
これから篆刻字林(篆書等の辞典)を引くときの心構えが変わった気がします
また「言われなくちゃ分からない」と言う事、見てもらう大切さも改めて確認

↓は印材に字入れしました
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結局は印篆風に♪

【はんこ豆知識・篆書】
篆書(てんしょ)俗に言う、はんこ文字です
一口に篆書と言っても沢山の種類があります
もともと字は象形文字みたいなモノからの流れなのはなんとなく分かると思います
篆書が何種類もあるのは、その時代によって字風が違うからなんですよ
時代毎に並べると・・・甲骨文・古文・金文・籒文(大篆)・小篆・印篆
呼び名も様々です(石鼓文や契文、秦篆などなど)

また、はんこの基本ルールとして違う時代の字は組み合わせません
例えば「山田」で「山」は秦の時代の篆書「田」は漢の時代の篆書・・・おかしいですよね?
職人さんがいないはんこ屋では、そんなはんこも知らずに売っているみたいですが・・・
高いはんこには高い、安いはんこには安い理由があるんです
・・・と、またさりげなく専門店の言い分っw